夢占いは?当たるの?

      2016/02/20

出典:相性占い|タロットの世界

夢とは古来から西洋でも東洋でも未来を暗示するものとして重要な役割を担ってきました。

古代ローマ時代では夢とは最高神ゼウスがからの神託であると信じられており、皇帝カエサルも
夢によって母親を手篭めにしている夢を見、夢占い師から世界を征服するための吉兆であると
助言をもらったことをきっかけにしてローマ一帯を制圧し、ローマ帝国最初の皇帝となったのです。

ローマ人はこの夢に大変興味を持っており、夢が暗示するものを知りたがりました。
その内容をまとめたのがローマ人のアルテミドロスという人物でした。
アルテミドロスは多くの人の夢のデータを集めて、整理、分類し夢判断の書という書籍を
作り上げました。この書は後に夢を精神医学に利用したフロイトにも大きな影響を与えました。
この書が今でいう夢占いの書の始まりといっても過言ではないでしょう。

この夢判断の書で書かれたのは夢が出来事の隠喩であるということでした。
たとえば、歯が抜け落ちる夢を見たならそれは現実世界で困難から開放されるという暗示であるとか、
蛇が夢に出てきたら出世の吉兆だと予想できるということです。

わが国日本でも夢は同じく吉兆や災難の暗示として捕らえられてきました。
一番有名なものが正月元旦に見ると縁起がよいとされている
一富士二鷹三なすびです。正夢という言葉もありますので
夢が日本文化においても重要な位置にあったのがわかります。

さて、夢というものが学術的に脚光をあびるようになったのは1900年代に入ってからです。
オーストリアの精神学者であるジークムント・フロイトは夢が人の深層心理を体言している
ものだとめぼしをつけました。抑圧された欲求が無意識のうちに夢の中に現れていると考えたのです。
フロイトはそれを自分の患者の治療で確認することで、患者が気がつかないうちに抱えている
心身的な病気の原因を探りだすことに成功しました。フロイトは夢の根本を
性的欲求であると解釈していました。

同じ頃、フロイトの夢判断に共感したのがスイスの精神科医であるカール・グスタフ・ユングです。
彼はフロイトと違い、夢とは性的欲求から起こるものではなくさまざまな心的欲求エネルギーから
起こるものと過程しました。日常では抑えている無意識が夢の中で開放されてさまざまなイメージを
映し出すというのがフロイトの考え方です。

精神医学でも夢とは自身の無意識の具現化という認識です。
しかし、不思議なことに夢が現実と奇妙にリンクするのも事実です。
夢占いは自分でもできる簡単な占い方法ですので、気になる夢をみたら
その意味を調べてみるといいかもしれません。

 - ハウツー